裸の王様

アンデルセン童話教訓の解釈の一つから子供のような真っ直ぐな意見を綴っていきたい もちろん、名誉毀損だなどと言われるのもイヤなので匿名内容にするけれど中身は本物。

(No.004) 背後から卑劣な行為を行った教師

私が小学生のときのことだから55年くらい前の出来事だ 学年は忘れたけれど4年生くらいだったのではなかろうか
しかし、そんな古い出来事でも憤怒のあまり、未だに脳の中にアリアリと画像が残っている

 

当時、ポリオで身体(脚)に麻痺を発症している同級生が二人居た 二人共男子 一人は両足、一人は片足
半世紀くらい前のこの国には、まだこんな病気が残っていた

 

ある日体育館への集合がかかり、多分両足麻痺の子だったと思う 「松葉杖で行くのは大変だし背負っていこう」と私が声をかけた

特別なことでも何でもなかったんだと思う 平常の姿だった
バリアフリーになっているわけでもエレベーターがあるわけでもない学校施設
そんな中で学んでいれば普通に芽生える互助精神の一つだろう

今思うと、誰かに松葉杖を持ってもらうか、私が持つか本人に持たせて背負えば良かったのだろうが手ぶらで行ってしまった

 

体育館に小学生が集まって、混沌とした雰囲気は誰もが思い起こせるだろう

体育館の真ん中辺りに彼を背負ったまま立っていたら、突然一回転 当然、二人揃って転倒 一瞬何が起こったのか理解できなかった


横を黙って通り過ぎ急ぎ去って行く若い男性教諭の後ろ姿

そう、卑怯にも声もかけず後ろから小さい子供に足払いをかけたバカ
背後から攻めるなどという最も卑劣な行為を教師ともあろうものがするのか?

 

一回転した時の天井と卑怯者の後ろ姿は今も脳内に動画像で残っている

大勢の子供たちが騒いで居たのでふざけて背負っていると思ってついやってしまったと、その教諭は今でも弁明するだろう
足払いをかけた瞬間に気がついたけれど、教師が学童に謝罪するなどなかった時代だったし足早に去って行ったのだろう

幸い二人共怪我をすることもなかったけれど、今なら大問題にできるのかねぇ?

この記事では実名を出す 学校名は当時の熊本県八代郡坂本村(現、八代市)の藤本小学校(廃校になった) 卑怯者の名は記憶にない